「本当に日本酒ファンになりました」(30代女性) |
お燗酒の魅力 1:差別化!温めて飲んで美味しいお酒なんて、ほぼ日本酒だけ 2:健康!貝原益軒の養生訓に見られるよう「温かいお酒は体に優しい」 3:粋!徳利やお猪口など、酒器にこだわり「和」のお洒落な演出が出来る 4:伝統!はるか昔から、嗜まれていた伝統かつ風土にあった飲み方 5:マルチ!料理との相性の幅もグンと広がる食中酒に(特に温かい料理) |
お燗酒は「原点回帰」 いつも時代も愛されるからこそ本物。お燗酒を愛する詩人の詩がたくさん残っています。 万葉集の山上憶良「…糟湯酒うちすすろいて…」 唐の詩人の白楽天の句「…林間に紅葉を焼きて酒を暖む」 明治の文豪、幸田露伴「酒は心を注げ」(と燗酒を愛した) |
生もとならではの品格 ふくらみのある旨味と酸がもたらす芳醇さが、お燗によって最大限に引き出されました。 「お燗酒ってこんなに美味しいの!?」と、多くの人の心を惹きつけ、堂々の1位 |
山廃仕込みの芳醇さ 多様に展開する味わい。フィニッシュはキレがありドライ。さらに、温めることで映える旨味。 「ああ、このお燗酒を地元の青森で、大間のマグロと呑ってみたい…」そんな憧れの票を多数集めて2位。 |
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吟醸&山廃。2つの魅力が融合 「え?吟醸酒を燗にしていいの!?」そんな事を言ってるそこの人、多くの飲み手が選んだこの結果をご覧あれ。 吟醸造りの繊細さと、山廃仕込みの重厚さが融合、お燗にしてさらに明確になる上質の仕込み水からくる透明感。貫禄の3位。 |
酒の風情は、京の風情 地酒としての特徴がよく出た日本酒がランクイン。京都らしい「はんなり」とした優しい味わいが人気を呼びました。 後からジワジワ伸びていく旨味の余韻の長さは、温めることでさらに引き出されます。 「京のお燗酒は、ほっとさせてくれますなあ〜」と、大人気。 |
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造り手のパワーが伝わる味わい 最近話題の「木桶仕込み」「無濾過タイプ」もランクイン。 複雑で多彩な味わいながら、繊細で上品。さらに木桶の香りがふわっと漂うような… そんな今までに無い新しい味わいのお燗酒が、飲み手の心を掴んで、ベスト5に。 |
ホッと落ち着く深みと旨味 キレイな旨味&冴えある辛口感。 お燗にするとさらに親しみが持てる心地よい飲み口。 「今日の夜の晩酌が楽しみになりそう」と、多数の票を集めました。 |
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不動の人気「淡麗辛口」 淡麗辛口の典型タイプの人気も衰えを知りません。 やや熱めの燗に仕上げて、辛口感を強調すると尚良し。 「晩酌で気軽に呑りたい」とお父さん達の人気票を集めました。 |
洗練された風合いは、まさに典雅 唯一、大吟醸規格がランクイン。 香りが繊細で華やか、味わいも清涼でスマート。気品あふれる貴婦人のようなお燗酒に、多くの人が魅了されました。 |
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多くの心を掴む安心感 「旨味があって、後味が辛口のお燗酒」。最も人気のテイストがやはりランクイン。 「やっぱ、コレコレ!」と、世代を問わず、多くの人が笑顔になった1杯。 |
まさにバランス良しと言える味 控え目ながらも、じわじわ広がる米の旨味がお燗にすることでふくらみます。 キリリと締まった後味とのバランスで、多くの人に「旨い!」と言わしめました。 |
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年代別 お燗でじっくり飲みたいお酒BEST3 |
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20代 対象有効投票数 47 |
30代 対象有効投票数 118 |
40代 対象有効投票数 93 |
1位 大七 純米生もと 2位 田酒 山廃純米酒 3位 真澄 純米吟醸 山廃造り |
1位 田酒 山廃純米酒 2位 真澄 純米吟醸 山廃造り 3位 大七 純米生もと |
1位 大七 純米生もと 1位 田酒 山廃純米酒 3位 萬歳楽 剱 山廃本醸造 3位 玉乃光 純米吟醸 山廃 |
50代 対象有効投票数 52 |
60代 対象有効投票数 48 |
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1位 大七 純米生もと 2位 純米 白真弓 3位 森乃菊川 本醸造辛口原酒 3位 田酒 山廃純米酒 |
1位 大七 純米生もと 2位 酒千蔵野 信州 清酒 川中島 3位 真澄 純米吟醸 山廃造り |
男女別 お燗でじっくり飲みたいお酒BEST3 |
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男性 対象有効投票数 181 |
女性 対象有効投票数 177 |
1位 田酒 山廃純米酒 2位 大七 純米生もと 3位 玉乃光 純米吟醸 山廃 |
1位 大七 純米生もと 2位 仙禽 木桶仕込み 山廃純米 無濾過 瓶囲い瓶火入れ 2位 真澄 純米吟醸 山廃造り 2位 田酒 山廃純米酒 |
2007年11月10日(土)日刊スポーツに掲載されました |
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皆様、いかがでしたか? ベスト5はすべて生もと、山廃系でしたね。生もと、山廃系の日本酒の特徴は、ズバリ「酸」。 「えっ、酸っぱい日本酒ってどういうこと???」と言われそうですが、生もと、山廃系にて仕込まれる日本酒は、自然の乳酸菌が大活躍して生み出される訳ですから、当然豊かな酸味が生まれます。 この酸味が、旨味と共に、芳醇な味わいを作り出してくれるのですね。もちろん淡麗辛口系のスッキリタイプも多数ランクインしておりますので、双方合わせて、これからのお燗酒ライフを楽しんで頂きたいと思います。 皆様、この冬は「お燗酒の魅力再発見!」をテーマに、色々なお燗酒を楽しんで見ましょう! |
きき酒師の講習会でも、 美味しいお燗の付け方を学んで頂けます 旨い燗酒をつけれる人は、あちこちでひっぱりダコ! PS 「お燗酒を勉強したい!」 「美味しいお燗酒をつけたい!」と言う方、 当会の初代会長の、現木村克己常任相談役が、日本酒スタイリストとして日本酒造組合のHPにて連載されている下記の記事をご覧あれ。 |
Sake Stylist ー 木村 克己 ー 日本酒・目からウロコの話 |
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お燗でじっくり飲みたいお酒 |