品質(酒質)の特徴・特性の由来
現在では香味のバラエティーの差は「醸造方法」の違いによる要素が強い(吟醸酒と本醸造酒等)
非常に品質が変化しやすい
微生物の働きを巧みに利用して醸され、その副産物として、様々な香気成分がもたらされている

飲用形体の特徴
酒類の中で最も飲用温度帯の幅が広い(温めて飲用するスタイルが最も一般 的)
料理との相性において、料理のマイナス面を引き出す 事が非常に少ない(魚介類の生臭み、野菜のアク、発 酵食品の持つクセ等)

香味の特徴
他の酒類と比較すると、香味の特徴の幅は比較的狭いが奥行きのある深い香味が特徴的。
「甘味」と「旨味」が本来の持ち味である

熟成について
熟成させた方が良いもの、させない方が良いものと様々である
長い熟成を経たものは、香味のタイプが全く異なる。しっかりした酒質のものは、半年、1年の熟成期間を 経て、特性が活きる場合が多い

陰陽の位置付け
酒類の中では最も「中庸」である。
その他
醸造技術レベルが非常に高い
本来は工業大量生産向け商品ではない
製品のほとんどが生産国(日本)で消費される

酒類の分類・発酵形式による分類
醸造酒澱粉質原料(米)を使用
「清酒」という位置付けがされる
並行複発酵

酒類の商品特性
1.嗜好品としての要素が非常に強い。
※品質の良し悪し(例えば品質が正常か劣化しているか)以外は「品質と金額のバランス(消費者の納得度)」と、「個人の嗜好」が全てにおいて、勝ると言う事。
2.原材料・醸造方法・生産地域により様々な種類が存在する。
※それぞれの特性を認識することが必要。
3.的確な提供を行なわなければ、その特性を活かせない。
※それぞれの酒を活かすも殺すも提供しだいと言う事。ここにプロの存在価値(それぞれの資格の意義)を見出せる。
4.良くも悪くも人体に多大な影響を与える。
※酒類の陰陽を知る事の重要性。陰陽度合により、体を緩めたり、ストレスを弱めたりする。基本的に酒類(アルコール)、発酵活動は陰性である。
5.品質が変化しやすい。
※保存管理の必要性が非常に高い事。また、良い場合、悪い場合と双方あり、大きく「熟成」と「劣化」に分けられる。
6.致酔飲料としての側面を持つ。(酔っ払う)
※原材料、製造方法により致酔速度が異なる。
7.一般食品と比較すると、薬学的効果 が大きい。
8.各国・各民族・各文化圏を代表する「文化の粋」としての位置付けが強い。